| 小説喫茶のマスターこと聖音亞零がお送りするショートからロングまで。純愛から失恋まで。ん?純愛なんか俺、書いてたか? 喫茶店だけど珈琲は持参で。是非、のんびりとお楽しみください♪ コメントとか残して行ってもらえると嬉しい今日この頃 | ||
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小説喫茶〜波と永遠の記憶〜
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| HOME | 2008.01.25 Fri優しさの結末〜5〜
優しさの結末〜5〜
〜愛美Side〜 「愛美っ!」 「遅いぞー。水瀬。」 第二体育館のステージ横……私は、冷たい床に横たわっていた… 「愛美…大丈夫か…?」 真由美ちゃんが呼んできた保健室の畑山先生をスルーして、しょーくんが駆け寄ってくるのが、わかった 「うん…ドジっちゃった……」 心配させたくない。 私は、ちょっと無理に笑顔を作って見せる しょーくんは、相変わらず心配そうな顔で、私の腕に、触れた 「ぁっ……」 「愛美!?」 「阿呆。そっちは折れてる腕だ」 「折れてるって!?」 しょーくんが白衣のポケットに手を突っ込んで立っている畑山先生を振り返る 「右腕と右足。綺麗に右側から落ちたな」 「落ちた……って!」 私と、2階へ続く階段を見比べるしょーくん …やっぱり、驚いてる? 「御察しの通り。安心しろ。今救急を呼んだ」 「へへへ……」 「笑い事じゃねーだろ…」 額に軽くデコピンが飛ぶ 「笑わせてよ…腕も足も凄く痛いんだよ…?」 「そーだ。水瀬が来るまで凄い痛がってたんだからな」 「わ。先生それは秘密…」 口に指を当てたかった、だけど、右手が上がらなくて渋い顔をする 「痛いなら泣いても喚いてもいいよ……むしろ、そうしてくれ。伊志に掴みかかったり全力疾走した俺だけがバカみたいだ」 「…優しくしてくれる……?」 「…口実さえあればな」 見つめるしょーくんの顔に、少し、照れる 「しょーくん……痛いよぉ………色んな意味で」 「……ごめん。俺が悪かった。」 しょーくんは、やっと少し笑って、いつものように、髪を撫でてくれた 「んーん…そーいうのも好きだよ…」 「…早く救急車来てくんないかなぁ……30過ぎた私にゃ辛いんだけどなー…」 教師の独り言を置いといて。私達は、最後の1学期を終えようとしていた――― そして、最期の2人の夏が始まったんだ――――
テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学 ≪第425回「テストの時、勉強は何に一番時間をかけた?」 | Home | 01.記念日≫ Comment
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